【AI生成記録】動きのあるポーズに挑戦!成功プロンプトと失敗から学んだこと

 今回は、AI画像生成でさらに一歩進んだテーマ

「動きのあるポーズ」に挑戦した記録をまとめます!

  • なぜ動きポーズは難しいのか?

  • どんな失敗をしたか?

  • 成功のために工夫したポイント

  • 最終的なプロンプト例

まで、詳しくお届けします!


なぜ「動きのあるポーズ」が難しいのか?

AIで「動き」を表現しようとすると、次の問題が出やすいです。

  • ポーズが不自然

  • 四肢が変な方向に曲がる

  • 動いているはずなのに静止して見える

  • 背景との一体感がない

「走る」「跳ぶ」「振り返る」といった瞬間を
自然に表現するには、非常に精密な指示が必要です。


【失敗例】最初に試したプロンプト

まず試したのはこちら👇

"a girl running on a beach, photorealistic, full-body"

これだけだと、

  • 足がねじれていたり

  • 走っているのか、立っているのかわからなかったり

  • そもそも背景とのスピード感がない

と、思ったより「静的」な画像ばかり…。

「running」と指示するだけでは、
リアルな動きにはならないことがわかりました。


試行錯誤① ポーズを超具体的に指示

次に試したのは、さらに具体的に指示を出すこと!

  • "mid-run with one leg lifted"

  • "arms swinging naturally"

  • "hair and clothes fluttering in motion"

このように、体の各部分がどう動いているかを細かく指定すると、
かなり自然な動きが再現されました!


試行錯誤② 背景と一体化させる

動きには背景との関係も重要です。

そこで、

  • "blurred background to show motion"

  • "dynamic lighting and shadows"

  • "sand kicking up under her feet"

などを追加。

これによって、
「走っている」という動きの実感がぐっとアップしました!

背景のブラー(ぼかし)表現は、特に効果的です。


試行錯誤③ カメラ設定を細かく調整

カメラアングルも動きを演出するカギです。

  • "low angle shot capturing upward movement"

  • "dynamic diagonal composition"

  • "zoomed-out full-body view"

こうすることで、
より「ダイナミックなアクションシーン」らしい見栄えになりました。


【成功例】最終版プロンプト

最終的に満足いく動きのポーズが作れたプロンプトはこちら👇

"a dynamic full-body portrait of a young woman mid-run on a sunny beach, one leg lifted high, arms swinging naturally, hair and skirt fluttering in the wind, energetic expression, cinematic wide shot, slightly blurred background for motion effect, soft lighting, detailed sand particles flying up, photorealistic, vibrant colors, high-resolution --no stiff posture, no cut-off limbs, no static pose"


このプロンプトのポイントは、

✅ 動きのディテールを細かく描写した
✅ 背景にもモーション感を持たせた
✅ カメラワークで躍動感を演出した
✅ ネガティブプロンプトで失敗を防止した

ところにあります!


出来上がった画像の特徴

このプロンプトで生成された画像は、

  • 足の上がり方が自然

  • 髪や服のなびき方もリアル

  • 背景にスピード感があり躍動感抜群

  • 全身がきれいに収まっている

まさに「動きの一瞬」を切り取った、
生き生きとしたビジュアルになりました!


動きのあるポーズを成功させるコツまとめ

① 動作の各部分を細かく指定する

  • 足、腕、髪、服など動きのディテールを描写

② 背景にも動きを感じさせる演出をする

  • ぼかし効果、飛び散る砂、光の流れなど

③ カメラアングルを工夫する

  • ローアングル、斜め構図、ワイドショットなど

④ ネガティブプロンプトで事故防止

  • stiff pose、cut-off limbsを防ぐ!

これらを組み合わせると、
一気に動きのある画像生成が上達します!


まとめ

動きのあるポーズは、AIにとって高度な課題ですが、
プロンプトを細かく工夫すれば、見違えるほど自然な動きが表現できます。

今回の挑戦で改めて感じたのは、

  • 体全体の流れをイメージして指示すること

  • 背景や小道具まで動きを演出すること

この2つの重要性です!